哀愁のギタリストのモノローグ

今放映中の「冬ソナ」の録画を

カミサンが見ている。私は興味

がないので背を向けてＰＣに興

じている。挿入曲「マイメモリー」

と「白い恋人たち」が何度も流れ

てくる。中々いいナー。両方とも

ギターソロ用の楽譜があるので

練習してレパートリーに入れよ

かナ。  

昨日のこと

明け方の雪が雨に変わり、その雨も

止んで曇り空。午後からはその雲の

合間に、太陽がのぞいている。気象

予報士も大変だ。それにしてもこの

寒さは尋常ではない。地球温暖化は

どうしたんでしょうね。

「エリーゼの為に」中間部よくミスる。

アト２ヶ月。間に合うだろうか。  

深夜、おもむろにギターを取り出して弾く。

ピーンと張りつめた静寂の中一弦の高音

が、切り裂くよう部屋中に響きわたる。

（今夢中になっているエリーゼの為にの

イントロ部・原曲にはないけれど勝手に付

け加えている）

エアコンを付けるとナイロン弦が緩むので

一枚着込んで、寒さに震えながらの練習だ。

６０歳からギターを始め、何度目の冬だろう。  

新しくは無いけれど、太陽光がいっぱい入る

私の部屋は穏やかに暖かく、そろそろ老犬の

仲間入りのミミちゃんは、傍らでイビキをかい

ています。

いつもなら、今頃は交流館のギター教室です

が、会議室が使えなくて今日はお休みです。

カミさんが入れてくれたコーヒーを飲みながら

土曜の午後の昼下がり、ゆったりと時が流れ

ていきます。  

歳のせいなのか、情熱が失せてきたのか

新しい曲への挑戦、譜面を読む暗譜する

という作業が面倒だ。

練習はもっぱら基礎練習と、レパートリー

曲の完成度を上げること。今は来年には

弾こうと思っている　「エリーゼの為に」を

集中して練習している。ピアノの雰囲気が

たった６弦のギターで出せないものだろう

か。ギターもいいもんだと思われたい。

でも、一音一音を意識して改めて練習して

いると、弾けた曲なのに弾けなくなってしま

う。それを乗り越えて再度弾けるようになっ

た時、初めて自分のものになるんだろう。