2011年06月29日

表現の仕方





昔何かの本で読んだ事があるのですが ギターの名人

の演奏は フラフラして酔っぱらっているようだ と

これは感情移入過多で テンポルバートの使い過ぎ

だからです 私はこの感情移入は プロ セミプロ 

アマ 有名 無名等で随分変わると思います 

余り演歌とかカラオケには縁どういのですが 先生は

詩をよく理解して その人の気持ちになって 心で歌

いなさい と教えられると思います

少々お歳を召してらっしゃるオネーサマ    失礼

が悲劇のヒロインになりきって 顔を歪めて 哀愁感

を漂わせ アナター アナター もう一度逢いたいーー

と歌われても聞いている方は

素人のど自慢大会で 亡き母を思ってうたいます

オフクロサン オフクロサン と涙を流さんばかりの

光景を目にすると 感動どころか 見ているこちらが

気恥ずかしくもなります

名もない私たちは 歌であれ 踊りであれ 楽器演奏

であれ 過度の感情移入はさけるべきです

プロの人達の表現を そのまま模倣してはいけません

自分の趣味を披露させて頂くときは 聞いて頂く 見て

頂くという謙虚な気持ちと曲調が何であれ さわやかさ

を忘れない事が一番だと 私は思います





  


Posted by 哀愁のギタリスト  at 06:05Comments(0)ギター