哀愁のギタリストのモノローグ

前々からですが、一人でギター演奏をする時

特別にかしこまって舞台から大勢の人にだけ

じゃなくって、一人二人の生徒さんに聴いて

もらって弾くときも（最近こういうシチュエ

ーションが多い）なぜか曲調によっては、自

分のナイーブな一面をさらけ出すようで、気

恥ずかしさを感じます。

これは何もギター演奏（音楽）に限らず、他

の分野の表現に携わっている方たちも感じて

いる事なんでしょうか。

（ちなみに二重奏とか合奏では感じませんが）

  

先日の演奏会の時、上手なフラメンコギターを

弾く若者とお話をしました。「ラスゲアードを

使うけど（かきならし奏法）爪、マニキュアを

塗って保護しているの？」と聞いたところ全く

してないとの事です。プロのフラメンコギタリ

ストで何も塗らないことはまずありえません。

爪を見せてもらいましたが、薄くてあまり私と

変わりませんでした。ラスゲアード奏法は割と

得意なんですが、爪に負担がかかる為封印して

いましたが、これからは少し使っていこうと思

いました。表現の幅が広がります。

そういえばデュオで有名な「いちむじん」の人

も（彼らはフラメンコではありませんが）この

奏法を多用していたので、岡崎のコンサートの

時に聞いてみたら何にもしてないとの事でした。

でも二人ともそれはしっかりとした爪と大きな

手をしていました。プロの演奏家は違いますね。  

キラリ☆ギターメイツの発表会が５月２６日

の土曜日と決まりました。（変更するかも）

皆さんは、初めての曲初めての独奏で頑張っ

で練習しています。

私も１曲位弾かさせてもらうつもりですが、

最初、聴き映えのする弾きなれたスペイン調

の曲をと思っていましたが、皆さんと同じに

初めて披露する曲をと思い「エリーゼの為に」

に決めました。チョット難しい箇所もあるの

で、人前ではミスが出るかもしれませんが、

時間はあります。今から頑張って仕上げてい

こうと思います。

（この曲先日チョット弾いたら、カッコイイ

と言ってくれたのでその気になりました）  

先日のギターを見に名古屋に行った時の事

ですが、初めての駐車場(勿論有料）に止め

たんですが、スペースが狭いのには驚かさ

れます。地価が高いからなんでしょうね。

それにしても都会の人は、運転が上手なん

ですね。私はといえば、何度も切りかえし

（特に前後がせまくて）冷や汗ものでした。

これから名古屋に行く時は、決めた駐車場

以外は使わない。もしくは娘の軽自動車を

借りて行く事にしましょう。  

世界で最も有名なクラシックギターブランドの

ホセ・ラミレスのギターを見てきました。専門

誌の広告で、弦長が６３６ｍｍ価格が３５万円

と言う事でずっと気になっていた物です。ラミ

レスは通常１５０万円以上するので、てっきり

中古品かなと思っていましたが、実際に目にし

た物はピカピカの新品でした。「どうして」と

の問いに、お店の人は「ラミレスの工房から出

た物で、お弟子さんの作品です」との事でした。

なるほどと納得と同時に、それってありかなと

も思いました。

感想は通常(弦長６５０ｍｍ）よりも小ぶりです

が、手の小さい私にはやや大きいかナ弾きずら

いかナと思いました。音はバランスがチョット

と思いましたが、こればかりは出来立ての新品

ですので、弾きこんでいかなければ何とも言え

ません。でもショートスケールなのに大きい音

が出て、ラミレスの片鱗が感じられる一品だと

は思いました。
  

もうじき発表会ですが


皆さん練習不足です


独りっきりの演奏は


指は震えるし


頭は真っ白になるし


実力の半分も出せません


幸いなことに


発表会予定日の五月には


まだまだ時間は有ります


緊張感をもって


しっかり練習しましょう  

スラーとは、その音を滑らかに弾くという意味

でギターの場合は押さえる左指ではじきます。

最近、人前で演奏する時(昨日の生徒さんの前で

も先日の演奏会の時も）よくミスをします。曲

の流れには余り問題はありませんが、ここいら

をキチッ・キチッと決めていくと演奏が締まり

ます。練習のときはいいんですが、気持ちが上

ずっている人前での演奏の時は雑になりミスり

ます。握力が無くなってきているのかナー
  

バイオリズム


というんでしょうか


練習に身が入る日と


ギターを触るのも


嫌な時があります


今日は全然だめです


教室があって色々


準備もあるのに


チョット疲れました  

今は、二か月後の発表会に向けての構成

とか進行とかが頭をよぎります。それと

秋の交流館祭の「キラリ☆ギターメイツ」

のアンサンブルも、そろそろ準備をしなけ

ればと思っています。市販の物と、一曲位

は自作の物をと考えています。自作といっ

ても私の場合は、頭では色々浮かぶんです

が譜面に起こすのが大変です。でもこんな

時にしかそんな作業はしません。いい機会

です。メンドーがらずにやってみましょう。  

二重奏の


パート２ＮＤ


低音の単音のメロディー


たかが８小節


何で弾けないんだろう


指が痛くなるほど


練習しているのに


腕のせい？


歳のせい？  

「ギターデュオほど美しいものは他にない」

これはかの有名なシューベルトの名言です。

独奏は自分一人でベースを入れ、リズムを

刻み、メロディーを弾くといった作業が多

すぎて忙しく楽曲がボヤケがちです。

それに比べてデュオ(二重奏）はメリハリが

ついて弾き手も聴き手も心地よいものです。

先日の演奏会でも私達のデュオは結構評判

でした。（と思っています）

これからはこの分野でもレパートリーを増

やし、いずれはコンサートでも開けたらと

思います。

ギター演奏の楽しさが広がります。  

昨日は豊南交流館でのギター教室でした。

嬉しい事がありました。２名の方が入会

して下さいました。キラリ☆ギターメイツ

活気が出てきました。

「どうしてこの教室を知りましたか？」

とのリーダーの問いに

「他の交流館でのチラシを見て」

との事でした。そういえば２・３ヶ月前に

宣伝用のチラシを配布したっけ。

「このブログを見て」と言う人が早く現れ

ないかナー。そのつもりでセッセと書いて

いるんですけれど・・・(笑）  

１５歳位から音楽（ギター）に興味を持って現在

に至るんですが、いつの時代にも色あせないで、

すごいナーと思う曲が２つあります。ＴＶのＣＭ

のＢＧＭにも未だに使われ、時にメロディーが付

いて歌われたりもします。それはフランス映画音

楽の巨匠フランシス・レイの「男と女」、それと

ベートーベンの「エリーゼのために」です。

両方共にギター独奏用のアレンジ譜が有るので、

私のレパートリーにも有ります。「男と女」はボ

サノバ調でリズムがそのままメロディーになって

いる様な、シンコペーション多用の楽しい曲です。

テクニック的にはそれほどではありませんが、雰

囲気をだすには難しく、最近やっと聴かせられる

かなっという感じです。「エリーゼのために」は

有名なテーマはローポジション　オンリーで簡単

で昔から弾いていましたが、レパートリーとして

は物足りなさを感じていました。が、最近バイオ

リンの鬼才パガニーニの「ロマンス」の中でイ短

調からハ長調に転調する軽快な部分が、この曲に

ピッタリはまるので中間に入れて弾いています。

とてもカッコよく気に入っています。

いつかどこかで機会がありましたら是非演奏しよ

うと思います。
  

歳を取ると何一ついいことはありません。でも

ギターを弾くうえで、いいことはないかなと考

えて見ました。

ありました　ありました

１　練習する時間はたっぷりある。

２　ギター弾きの命ともいうべき爪が硬くなり

　　音がしかりしてきた。

３　もともと脂性であった手が乾いてきて、弦

　　が押さえやすく、スラーの空振りが少なく

　　なった。

４　過度の反応が無くなり、舞台に立った時あ

　　がらなくなった。

　　　　　　　　　　　　　　以上です。


　　
  

演奏会は、お客さん一杯で無事終わりました。

明日のギター教室も、私事の法事の為にお休み

と言う訳で、あまりギターも弾かずのんびりと

しています。

それでも二か月後には、生徒さんの発表会が有

ります。私も弾かせてもらえそうです。サテ、

そろそろ緊張感を持って練習に励みましょう。