2011年12月12日
帰ったギター

40年前の安物のギターが、あちらこちらの
手に渡り奇跡的に30年振りに帰ってきました。
表面はボロボロで、小さなひび割れが3ヶ所、
裏面に至っては裂傷が3ヶ所ありました。
こんな物を今更返されても、処分に困ってしま
いました。弦も切れていたので、とりあえず使
い古しの弦を張って弾いてみました。ところが
余りによく鳴るのでビックリしました。そうい
えばアメリカ映画で「古いバンジョーはよく鳴
るさ」みたいなセリフを思い出しました。
ギターの場合は長い年月で木が枯れて、振動し
やすくなるんでしょう。勿論どんなものでもと
いう訳ではないでしょうが。
しばらく弾いていて、今使っている結構な値の
手工品ギターを弾いたところ、余りの鳴らなさ
又ビックリ。オンボロのこの古いギターが急に
愛しくなり修理することにしました。出来上が
るのは12月の終わりです。1日千秋の想いで
待ちわびています。これからは人前で演奏する
時はこのギターが主になるでしょう。ただ気掛
かりは、直した事にによって音が変わらなけれ
好いのですが・・・・・。