2011年07月28日

パパ・ママ必見Ⅲ



では芸術って一体何なんでしょう。私はこう思うんです。流行音楽

は常に直接的(アップテンポなリズムや詩の内容)な一過性なもので

熱しやすく冷めやすいものです。しかしクラシックは作品と聴き手

の私達の間にわずかながら隙間があります。(この隙間が扉となって

とっつきにくくしている)同じ作品でも10人いれば10通りの作

品になりましょうし、今日と明日では違って聴こえるかもしれませ

ん。又作者を知る事もこの分野では大切で、どんな時代に生きどん

な思いで作品を作りあげたのか、そんなことを勉強して改めて聴い

てみましょう。イマジネーションをさらに膨らませ内側から湧き上

がる感動を2倍にも3倍にもさせてくれるはず。

私自身も青春時代音楽と言えば、青春歌謡に始まってビートルズ・

ベンチャーズ・グループサウンズ・フォークとクラシックとは無縁

でしたが、それでも好きで始めたクラシックギター曲を通して別の

聴き方が出来る様になりました。

何百年の時を隔てたこんなにも素敵なバッハの作品に出会えたのも

、少しだけクラシック音楽の扉を開ける事が出来たからかナと思っ

ています。

http://www.youtube.com/watch?v=PNXlslzL8EY&feature=related


  


Posted by 哀愁のギタリスト  at 23:22Comments(0)ギター

2011年07月28日

パパ・ママ必見Ⅱ



芸術作品と呼ばれるものには、文学・絵画・それと音楽があります。

他のジャンルは分かりませんが、音楽について少し語らせて下さい。

音楽は大きく分けてクラシック(芸術)と大衆音楽(ポピュラー)とに

分かれます。

子供たちは中学・高校生位になると自らその時代に流行っている音楽

に興味を持ち出します。そしてそれはごく当たり前で、プロの人々が

その時代に合わせるような作品作りをしているからです。

「このフレーズがいい」「この詩に勇気をもらった」

それはそれで良いのですが、売らんが為に作りだされた作品には違い

ありません。

クラシックに興味を持つには、ある種の扉を開けてやらなければいけ

ません。そしてその扉は音楽に興味持つ中学・高校生の諸君でも自ら

開ける事はしません。幼少時代に親の手助けが必要です。日常生活の

なかでポピュラーを聴くようにクラシックを聴く、そんな環境を作っ

てあげることです。  つづく

(素人音楽家の戯言です、軽く聞いて下さいね)




  


Posted by 哀愁のギタリスト  at 03:50Comments(0)ギター